- サジー
サジーの原産地は世界中にあるけれど・・・?


皆さんは、サジーがどこに生息しているかご存知ですか?
モンゴル?ヨーロッパ?日本にもあるの・・・?
今回は、意外と知らないサジーの産地についてご紹介します。

実はサジーは、育った環境によって〇〇〇が違うんですよ。
サジーの産地は意外と多い!
サジーは、ユーラシア大陸(ヨーロッパとアジア)全域に広く生息しています。日本でも、北海道の一部の地域で栽培されているようです。
サジーのルーツの多くは、中国を中心としたアジア・フィンランドなどの北欧・カナダなど。
サジーの研究や商品開発はロシアが発端ですが、まだまだここ数十年の歴史しかありません。
商品化される以前は、地元の食材としてそのまま食べたり、ジュースにしたり、デザートのソースにしたりと真冬の貴重なビタミン源として重宝されてきました。
トップクラスの栄養価「ビコアサジー」
キュリラサジーの原料は、内モンゴル地区の蛮漢山(ばんかんさん)という砂漠地帯に自生する「ビコアサジー」です。
蛮漢山は標高1800m、紫外線が強く、40℃からマイナス40℃という寒暖差に加えて、年間降水200mm程度しかありません。降水量200mmというのは日本の場合、約2日分というから驚きです。
植物が苦手とする条件「紫外線・気温差・乾燥・痩せた土地」の全てが揃ったような、過酷な地に自生しています。植物が育つには全く向いていない場所ですね。
サジーは、なぜわざわざ痩せて水分もない土地を選んで自生しているのでしょうか?その理由は、まだはっきりとは解明されていません。
もちろん豊かな土地にもサジーは自生していますが、あまり栄養価は高くないようです。
関連記事サジーは品種によって「栄養価が全く違う」事を知っていますか?
過酷な地で強く生きる栄養豊富なサジー
記事の冒頭でお話した「サジーは、環境によって〇〇〇が変わる」。皆さんはもう正解が分かりましたよね?
そうです。サジーは、育った環境によって栄養価が変わると言われています。つまり、過酷な環境で育ったサジーほど栄養豊富なのです。
だから、キュリラのサジーは栄養たっぷりなんですね!